こんにちは。モモタローです。
そもそもなぜ娘が中学受験を選んだのか。
それは本人の性格と小学校選びが数あるきっかけの一つ、だと思います。
結局本当の心の奥底の本人の気持ちなんて、別人格の私には到底分かりません。
赤ちゃんの時から、泣き虫、人見知り、超絶ママっ子、興味よりも恐怖心不安感が勝る。とにかく、この子こんな感じで大丈夫かしら?といった具合の我が娘。
様々な育児書を読んでは、私がそうさせているのかな?と。試行錯誤&自問自答する日々。
幼稚園に入っても、とにかく泣く、怖がる、活発な男の子が近くに来ようものなら固まる。定位置は先生の側。
当初、当たり前に近所のマンモス公立小学校→近所の中学校に通わせる予定でした。
その為に学校から近い家買ってますし。
だがしかし、そんな我が子を見ていて思いました。
「人数がさらに増える近所のマンモス公立小学校に入れて大丈夫か?」と。
我が家は一人っ子娘です。
親バカ、過保護なのでしょうが、近所の小学校の話はいろいろ流れてきてましたので、我が子がいきなりそんな荒波に入ったら、速攻で「学校行かない」と言い出すのでは、と思いました。
(ちゃんと将来を見据えて近所の学校の評判までリサーチなんて、9年前の私は考えてませんでした。なんせ自分が当たり前に近所の学校コースを辿っていたから…)
そんなある日、たまたま見つけた市内の小規模特認校。もちろん市立。(我が家は経済的に中の中です。私立小学校は選択肢としてありませんでした。)
車での送迎が必要なものの、一学年一クラス。一クラスの定員は通常の公立小の半分以下。沢山のクラスメイトに埋もれず、係などでの責任感や授業中の発言頻度も必然的に増えるのではないかな、と考えました。
「ここだ!」と、早速見学へ。もちろん娘も一緒に。
そして後日、近所のマンモス小学校も見学に行きました。教頭先生にかなり珍しがられましたが…。
そして娘は言いました。
「最初の学校がいい!楽しそう、行きたい!」と。
娘が中学受験をさらっと選んだのは、この『小学校を自分で見て自分で決めた』という経験が大きいのではないかと思っています。
学校は沢山ある、それぞれ違う、自分で選んでいいのだと。
そして小学校に入ってからは、マンモス学校では経験出来ない様々な経験をすることで、何でもチャレンジしてみる!という精神が養われたのです。
だがしかーし、せっかく大好きになったこの学校ですが、この後転校という試練が待ち受けます…。
つづく